ここでは、携帯販促の活用について、店長会議の様子をご紹介します。
あくまで「例」ですが、ご参考になれば幸いです。
元々国産牛専門の精肉店を営んでいたが、店舗の隣で飲食スペースを作って焼肉店とした。
国産牛の焼き肉食べ放題を行ったところヒット。
2店舗目と同時に飲食経験者を店長とし展開中。
両店とも50席前後の中型店舗。
各店とも、雑誌や折り込みによるマス広告とポイントカードをによる販促をしていたが、
2店舗目と同時に携帯販促を導入。
食べ放題が今まで有効で、集客がありその間に、各店1000名ほどのメール会員を確保。
「最近、食べ放題をする店が増えてきて競合になってるな。
自分もそうだが、割引合戦になって厳しい。
割引を止めるわけにもいかなくなってきてるし、そっちはどうだ?」
「チラシは効果が薄くなってる。
けど、他店も雑誌にチラシにバンバン載せてるから、これは分かっていた事だけどね。
費用対効果が悪すぎる。まだ、メール販促の方が良い。」
「こちらもそうだね。内容は、両展とも食べ放題のコースの500円OFFのクーポンだし、効果は同じか。
けど、できれば、大口の宴会やグループを取り込みたいな。
このクーポンだと特にメリットも無いし、「宴会の乾杯ドリンク無料!」とかにすると、
大人数になればなるほどお得なわけだし、内容を変更したい。」
「居酒屋でよくあるやつだな。この前もチラシに乗ってたな。
けど、A店長の店は、企業も周りに多いから、ありかもしれないけど、
こちらは、企業が少ない地域で大きな団地が近いから。
大口は欲しいが、見込めるのは家族客や、町内の集まりなどで、アルコールもそこまで出ないんだ。
こちらは内容を変えないといけないな。」
「そうだな。今まで、同じ内容にしておく必要もないわけだし、
「○○%OFF」よりも「○○円OFF」と金額を示した方が今までは効果が高かっただけだから、
色々試してみるいい機会だと思う。
大口を狙うなら、「○○%OFF」の方がお客様はお得なわけだし。」
「こちらは食事客が多い。
では、割引率は高くなる可能性はあるが、メール会員様のみ、1人1%の割引をかけてみようと思う。」
「それだと、貸切で50人の来店だと、50%の割引か・・・大丈夫なのか?」
「狙いは10名前後だし、大きな部屋は最大で20名席。
20名以上は店のレイアウト上受けれない。上限20%でいいと思う。
それに今まで20名の団体が来店したことも無いし、その様な事があれば、
新しい販路になるかもしれないしね。」
「広告の様に費用がかかるわけでは無いし、やってみる価値はあるね!
団体での来店の時には、一緒に来ている他の人にも会員になってもらえるように
割引の内容を伝えるようにしよう。
本当は口コミがありがたいけど・・・。」